8/13(火)-15(木)の日程で、福島県で行われた東日本KOSTAに参加してきました!
今年のテーマは「神の国をこの地に(The kingdom of God into the world)」でした。
「御国が来ますように。御心が行われますように、/天におけるように地の上にも。 」
(マタイによる福音書6:10)
これが今年の主題聖句でしたが、イエスキリストは「天国に行けますように」ではなく「天国が来ますように」と祈るように教えられました。
「天国が来る」というとなかなかイメージがしづらいと思いますが、それは日本には古くから「この世とあの世」という思想が根付いているためです。
しかし、天国について聖書が伝えている真実は、死んでも天国に行けるという個人的なことではなく、天国がこの地に来るという地球規模の話です。
聖書が言う天国(=神の国、天の御国)とは、死後の世界のことではなく、神様の統治のことなのです。
2000年前にイエスキリストがこの地に人として生まれたという事実は、神の統治が始まったこと、すなわちこの地に天国が訪れたことを示すしるしです。
この地において神の統治はすでに始まっていますが、いまだに完全な形では実現していません。
今は、その完成を目指して進んでいるプロセスにあるのです。
クリスチャンというのは、死んで天国に行くまで、この世でひたすら耐え忍んで生きている我慢強い人たちのことではありません。
天においてすでに神の統治が完全に実現しているように、今私たちが生きているところが天国になることを待ち望みながら生きる人です。
神さまが賛美され、愛によってお互いに仕え合う世界になることを信じながら、地に足をつけて生きていくことが、信仰による生き方であり、すべての人にとっての本当の希望なのです。
「この地に御国が来ますように!」